じゅて~む エッセイ編 第122夜

まずは自己紹介から。

俺は、腹を壊した。

好きな状態は腹が壊れてない状態。

好きな食べ物は、腹、間違った、腹を壊してないときに食べる麻婆豆腐。

間違った、焼き肉、生姜焼き、牛丼。

ウソ言った、トンカツ、カツ丼、カツカレー。のセット。

好きな映画は腹を壊した状態で観る「リング」

理由はいつでも席を外せるので。貞子が怖いとき腹のせいにして、だ。

庭先に。

生垣に沿って。

門のところに。

ときたま、2リットルのペットボトルが置いてあるだろう?

ペットボトルのラベルは無いものの、一目瞭然、中身は水。

俺はそれを飲んだんだ。

軽蔑してくれ。

2リットルの水。

モデルの飲みさしだと、ピンときたんだ。

しかも1本じゃない。7,8本、付近にある。

これでも俺は我慢した方だ。

3週間、様子を見た。ずっと置いてある。飲みさし。

モデル、誘ってやがる。関節キスをしたくなるペットボトル2リットル。

俺の意思が弱いのではない、証拠に、野良猫も多々ウロついていた。

野良猫すら欲情するモデルとの口づけだ。人間の39歳の男がワクつかないはずがない。

俺はモデルと関節キスを、してみたかった。ようだな。どうやら。

だから、飲んだ、

そしたら、腹を壊した。

浮気はするもんじゃない。

じゅて~む。どこの誰から連絡がどんなに入っても、

2リットルのペットボトルを据え膳されても、絶対に貴女以上の人はいないのに、

すまん。もうこんなことはしない。結局つまらん想いをするだけだ。

こもってエッセイを書いていた方が、良い。

じゅて~む

じゅて~む

【あらすじ】 N県新潟市やN県長野市でコント活動をする集団の、コント台本を担当している江尻晴子が、 架空の男性・達太としてエッセイ連載にチャレンジ。 そして、達太の外見は、39歳にして徳川家康公にそっくりであった・・・。

0コメント

  • 1000 / 1000