じゅて~む エッセイ編 121夜

俺が何故モテるか、知りたいだろう?

おっと。俺は達太、39歳、メタボリックシンドロームの会社員。

似ている有名人は七福神の布袋尊。他、高木ブウ。同人誌に登場する目の腐ったジャムおじさん。(そんな同人誌あるか?あったら助かる。)

つまりはモテとは程遠い。

が、実際に俺はモテる。

俺は、隣にいる女の腕に、蚊がとまったならば、

「待ってろ、今俺が助けてやる!」

と叫び、女の腕から蚊の毒を抜くから、モテる。

まるでサソリに刺された女の腕からサソリの毒を抜くように、

蚊のとまっている女の腕に躊躇なく俺の唇を、向かわせる。

から、モテる。

女が、

「え、え、蚊、食べてない?」

とボヤいても、かまうものか。

ぺっ、ぺっ。

俺は蚊を食べてしまった。

じゅて~む

大寒波がやってくるって、本当かい?

せめて蚊が登場するような、暖かい土地をエッセイでプレゼントしようじゃないか。

今俺は沖縄でデートして蚊を食ってしまったのか、

タイでデートして蚊を食ってしまったのか、

という夢のあるエッセイを。

じゅて~む

じゅて~む

【あらすじ】 N県新潟市やN県長野市でコント活動をする集団の、コント台本を担当している江尻晴子が、 架空の男性・達太としてエッセイ連載にチャレンジ。 そして、達太の外見は、39歳にして徳川家康公にそっくりであった・・・。

0コメント

  • 1000 / 1000