じゅて~む エッセイ編 第113夜
ツー、ツツ、
ツ、ツ、ツツー
こんばんは、達太・・・・
読者の皆様、驚かれましたでしょうか。
ツーツー言ってエッセイが始まったため、
俺が特殊部隊に配属されたと思われたでしょう。暗号を扱うような。
おいおい、なんだよソレは。
俺だぜ?ほとんど高木ブー。
ジャムおじさん。
すぐに尻尾を捕まれる。
まんまとカツ丼を食べに現れ、捕まる
だが、そんな俺が特殊部隊に配属されてしまった。
もう毎週エッセイを読むことは叶わない。
そういった心配をかけた。やむなし。
俺は前回、そうだな8月7日(日)あたりに、次回エッセイは8月16日(火)と言い放ち、
しかし当日なんにもしなかったからだ。
俺が何か特殊な目に遭っている・・・と心配をかけたことだろう。
答えを言おう。
冒頭のツーツーは言いたくなっただけだ。
そうしてふざけたおかげで俺は気付いた。
おふざけのツーツーの後ろの「こんばんは、達太・・・」に注目。
「こんばんは、達太です」
と書くと、俺が挨拶をしていることになるが、
「こんばんは、達太・・・」
と「です」を書くのを怠ると、優しい誰かが俺に「こんばんは・・・」
と言ってくれているかのようだ。
そして。俺がこんばんはと言っているのに、達太に向かってこんばんは、
している様子、ともとれる。
積極的に、そうとってくれ。
しかも。かなりの高確率で脳みそに直接「こんばんは・・・」
と語りかけてくれているかのよう。
強く、お勧めする。挨拶や自己紹介のとき「です」を言うな。
神秘的な状況が広がる。
憧れの人の心に急速に割り込むことも可能。
「初めまして、中央ヤマモダンのコント台本担当の江尻・・・」
と、何にも成し遂げてない一般人が、
脚本家であり演出家の宮藤官九郎(通称クドカン)に初見の挨拶を、
緊張しながら言う。
「初めまして(私は)江尻・・・・(です)」
心臓はばくばくだ。
だが。そのとき、宮藤官九郎氏も、心臓ばくばくだ。
「え。俺は、江尻なの?
無名のコント集団のsy台本を書いているの?
大御所俳優やジャニーズや若手女優にだって、
宛書きスタイルで爆笑をとらせ、笑いの質を下げずに商業作品を。
しかも過激に面白いのに、根底は優しさに溢れてるっていうか。」
宮藤官九郎氏は「初めまして、江尻・・・」
と言われたことで、自分が誰なのか揺らぎ始める。
大変神秘的な状況が広がってしまう。
一般人と一心同体の気分。
更に図々しくサインもお願いしてみよう。
もちろん「です」と言わずに。
「江戸の江に、お尻の尻と書いて、江尻・・・」
そうなんだー。俺はそうなんだー。
となる。
だから、憧れの人にそういうことをするのは、よした方がいい。
もっと、どうでもいい人にやるといい。
だが、どうでもいい人なんて、存在してはならない。
では誰にこんな意味のないことを。
こういった遊びにノッてくれるか、きっちりツッコんでくれるか、
混乱してくれるか、してくれる相手に向かって、やるといい。
つまりそれは君にとって最愛の人では、ありませんか?
じゅて~む。
そういう薔薇が俺の周りにはたくさんおり、困っている。
ここは薔薇園か!!というツッコミすら自然。
思い当たってくれたまへ。
次に会ったとき、忘れてなければ敢行しよう。
達太です、の「です」を言わない。
「お久しぶりです、達太・・・・」
もう貴女は、貴方は、達太そのもの。
焼き肉食い放題へ、ダブル達太で繰り出そう。色んな約束を忘れて。
再び鯉料理を食べに行く約束も、福井へ恐竜を見に行く約束も、
江ノ電も、
ビールの勉強も、
男児を愛でることも、
ガチ鍾乳洞も、
富山でロケ地を探すことも、
既にチケット入手済のライブも、富士急ハイランドも、
チケット抽選中の芝居も、
ネオンホールでの長野の読者との再会も、富山公演も、
預かっている白ワインも、
ベースを持って2度目のスタジオ入りも、発電所美術館も、田植えの手伝いも、中間地点で会おうよも、
来年も桜を一緒に見たいね、
来年は桜を一緒に見たいね、
オール、すべて焼き肉食べ放題に変更だ。
ダブル達太だと、そうなってしまうだろう。
両立できそうなのは、そうだな、
富山公演くらいか。意外か?富山公演。
ではどうやって??
一番両立無理そじゃね?と思った俺の最愛の貴女、貴方。
妬いてくれるな、じゅて~む。
俺は脚本家、間違った、エッセイスト。
「焼き肉食べ放題」という芝居を書けばいいのさ。
すでにある脚本は、お蔵入りだ。
(思い当たれよ、例の不遇な脚本だ、この脚本が上演されないことに着目した芝居すら6月にN県新潟市でシダジュンによって上演されていた・・・)
書くしかないな名作「焼き肉食べ放題」
しかも成長のチャンスだ。
いつもはだいたい60分を長編コントとか短編喜劇と謳って上演しているが、
は?60分?
焼き肉食べ放題が、60分?
60分で、足りますか??
という話だ。
普通90分要る。焼き肉食べ放題。
90分の芝居の脚本。初めてのことだ。
名作改め、出世作「焼き肉食べ放題」か。
長くなってきたな。
それで、いつも、本来予定していたエッセイに辿り着かない。
ひとまず。自己紹介に戻ろうか。
ではなぜ、8月16日(火)にエッセイを更新しなかったか?
ネタは既に思い付いていた。
「となりのトトロ」の世界に、俺が参加する。
そういうエッセイだ。
猫とバスが好きという青年から着想を得た。君が猫バスならば俺がトトロになろうと。
俺は想像する。
小トトロ、俺達太、大トトロ。
面白い画だ。
だが俺は、もう一案思い付く。
小トトロ、中トトロ、大トトロ、横並び。
そして中トトロの後ろに半歩ズレて縦並びの俺、達太。
俺が中トトロに成り代わるより、
俺が大中小トトロと一緒にさつきを待ちわびる方が、
良くないか??
という、じゅて~むの予定。
しかし。
金曜ロードショウで偶然にもトトロ放映。
に臆したわけではない。
俺が16日(火)に俺がトトロの後ろに並ぶエッセイをしたら、
良い子は皆、あのハイライトシーンに俺が現れず、
大人の言うことを一切信じられず、
大人のいう事を一切聞かない子供になってしまう・・・
ことを未然に防いだのだ俺は。
だが本当のことを言おうか。
16日(火)。
俺は、うっかり、会社員だった。
じゅて~む
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