じゅて~む エッセイ編 第36夜
【あらすじ】
N県新潟市やN県長野市でコント活動をする集団の、コント台本を担当している江尻晴子(39歳)が、架空の男性・達太としてエッセイ連載にチャレンジ。
タイトルの「じゅて~む」は愛しているという意味だが、架空の男性・達太が主人公の小説「じゅて~む」からの引用でもある。
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こんばんは、達太です。
39歳、高木ブウ似の会社員です。
はあ、
敬語は疲れるな。
な!?
敬語はやめだやめだー!
取っ払ってしまおう。
それで、何が言いたいかと言うと、
このエッセイ、
第何回などの表現を避け、おしゃれにあしらおうと第何夜と謳ってきたが、
第何歳としなくって良かった。
これに尽きる。
他、述べることは無い。
エッセイストとして、述べたい事柄はゼロだ。
もしも。
第何歳としていたら、第一回は1歳児。最低だ。エッセイできない。言葉が出てこない。
第2歳も、最悪だ。オムツだ。
第3歳も、ママ・・・パパ・・・ばあば・・・しかエッセイできない。最悪だ。
第20回は二十歳だ。
忙しい。
エッセイ向きではない。
二十歳の人間のエッセイなど読みたくはないはずだ。浅い。
そして恐ろしい、第30回は、第30歳、つまりは三十路。
曲がり角だ。では何の曲がり角?誰もが答えられない。なのに恐怖の三十路。おお、こわ。
そして今夜、今回は、第36回。
つまり36歳。
最も恐ろしい三十路を、とうに過ぎている。
ホッとする。
第何夜としてきて、良かった。
十五夜のプレッシャーで一度は死んでしまったが、ほら十五夜は月が奇麗であるから、第15夜を俺が一人占めするようで申し訳なかったのだが、結果良かった。
実は今、眠いのだ。食い過ぎて眠いんだ。
言葉があふれて来ない。こんなエッセイはありか、無しか。
申し訳ない。じゅて~むとなった。
人間味を感じるだろう。ありだろう。求めてないなら無しだろう。
じゅて~む!?
面白い事言えなくて、ごめ~む
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